ラッキードッグ1は4人も攻略キャラがいて、それぞれまったく違うストーリー展開なので、短い公演期間で4人ともやるなんてどうやっているんだろう!?と思っていたのですがほんとうにそのまま4パターンを4回ずつでした。すごいですね。脱獄編と逃亡編は共通部分も多いですが、基本的には脚本もばらばら、お稽古も、演じ分けもそれぞれやっておられるわけですから…。そんなふうにおののきながらイヴァンルートを鑑賞します。
登場早々から巻き舌でジャンさんを煽りまくるイヴァン。しょっぱなからなかなかの迫力で、ジャンさんだから軽くあしらっているけどこれ並みの人間だったらふつうに泣いちゃう。幹部のなかでは最年少なのもあっていじられ役だけど、組織内で最大規模の、しかも人種もばらばらの1000人もの部下をまとめあげている男ですからね。
ジャンさんがボスになるという指令書に納得がいかず、がんがんかみつくイヴァン。かみついているところだけを見ると面倒事を起こす異分子みたいに見えるけど、その実、常に一番まともなことを言っているのがイヴァン。おかしいものにはおかしいと言う、まっとうな感覚の人間。ものすごい早口でまくしたてるけどセリフの緩急の付け方と発声がよくて、とても聞きやすい演技です。巻き舌がうまいのでイタリア語もぜったいうまくなれると思う。ジャンさんを圧倒しようとするんだけどなかなかうまく優位に立たせてもらえなくて押され気味になっていくところがかわいい。
イヴァン様と呼べのシーン!大好き。ジャンさんをしばいて馬乗りになるイヴァン。並みの人間だったらここまでされたら漏らす。ジャンさんの胸倉をつかむ腕の筋肉が美しいですね。イヴァン様と呼ばせるも、でもやっぱり完全に優位には立たせてもらえない。そしてジャンさんの顔が良いことは認めてしまう。なんかもうジャンさんの手のひらの上。役者さんの年齢差もあるのか、ジャンさんに包み込まれちゃってる感じがすごく出てますね。
GDのチンピラとも仲良くして刑務所内の力関係のバランサーになるイヴァン。そして突然のダジャレ。突然のダジャレ。大事なことなので2回…。やべえことにならないためのダジャレ。ジャンさんに追及されるも、組織の内部事情に切り込んでゆさぶりをかけるイヴァン。でもとても的確に全体を観察していて、相変わらずまともなことしか言っていません。
ジャンさんとロイドのプレイを見せられたイヴァン「何してやがんだテメェ!?」←ほんとうにそうですね
彼はいつもみんなが思っているけど言えないことを代弁してくれる存在です。イヴァンはどたばたと舞台上に出てくることが多いのですが、彼の登場によってすごく心地よい緩急が生まれているんだなと思いました。1000人の部下だけでなく舞台上のテンポをまとめあげている。
看守の夜間巡回のパターンの情報をジャンさんに渡すイヴァン。きっちり情報収集をしていました。コミュ力抜群のイヴァンにしかできない。紙をもぐもぐして証拠隠滅するジャンさん。これ口に入れた後どうやってちゃんと喋ってるの!?口のなかの唾液がぜんぶ持ってかれそう…。役者さんってすごいですね。道具もちゃんと調達していたのにもう持ってる、あてにしてなかったって言われて、しょんぼりしながら舞台袖にハケていくイヴァン。かわいいけど、いつも勢いのあるイヴァンがしょんぼりしているととてもかなしい。イヴァンのガラスのハートを傷つけてしまったかも…と気にするジャンさん。イヴァンが実は繊細であることを見抜いているんですね。
ジャンさんとベルナルドのラブシーンを見せられて大騒ぎするイヴァン。ほかの幹部も呼び出して、イヴァンお前がからかわれたんだぞって、ばかばかしいっていう雰囲気なんだけど、やっぱりまともなのはイヴァンなのです。イヴァンのおかげで雰囲気が明るくなったり楽しくなったりはたまた殺伐としたり。すごく忙しい役回りですが見事につとめあげられていて演技力が光ります。ラキドのテンポの良さのかなりの部分をイヴァンが担っていることを改めて気づかされます。
無事に脱獄して逃亡。なにか宝の地図のようなものを見つけて挙動不審のイヴァン。ここから個別ルートに本格的に分岐ですね。イヴァンを追いかけて葉っぱのようなものでばしばしするジャンさん。物音に熊かも!?ってからかってみたり、イヴァンルートのジャンさんは好奇心旺盛ないたずらっ子みたいな感じに。
夜、イヴァンはジャンさんを連れ出してなんとかして優位に立とうとジャンさんをひざまずかせて…1回目のえっちなシーンだ!幹部命令ってそういうふうに使えるんですか?でも始まり方としてはリアリティがありますよね。負けじと言われたとおりにするジャンさんとまさかほんとにすると思ってなかったイヴァンの戸惑い…。暗がりなのにイヴァンの視線がさまようのに合わせて長いまつげがばさばさしていてきれいでした。この2人のえっちイベントはいつも突然。勢いで始まり、終わってしまってからなんだったんだ…?って解釈が始まるところがいいです。きっとこの2人の関係はずっとそうで、たぶんイヴァンはそれからも、ジャンさんを失ってからの時間をずっと、ジャンさんと過ごした時間のことを、あの関係は、ジャンさんは、自分にとってどういう存在だったのかを、ずっと彼は考え続けて………
先の展開をフライングしてしまいました。なんとか舞台に集中を戻します。うっかり村人に見つかり、しましま芸人集団結成のきっかけを作ってしまうイヴァン。ドジっ子という側面もある。アフターストーリーまでやっているとちょっとこの祭りの意味も……いやいや今は舞台。みんなが当たり前に難易度の高い楽器を演奏する中、トライアングル担当をさせられるイヴァン。歴史に残る名シーンです。イヴァンに目線を投げて気遣うジャンさん。イヴァンも途中から木箱をカホンみたいにして叩き出すのがかっこいいですね。本当に楽しそうなのがとってもいいです。おいしそうにビールを飲む2人。きっとほんとうに心から楽しかったんだと思う。だからこの祭りの日を………
2回目のえっちなシーンだ!借りを返さんとばかりにイヴァンから仕掛けます。いきなり尻!なんかけっこう画面が明るいぞ!もっとよく見せてください(慣れてきた初心者)。攻めと受けがここで確定する。最初からしていますが。だんだん感じてきて声が変化していくジャンさんの演技がかわいすぎる…。自分から仕掛けているはずのに終わると戸惑いまくるイヴァンがいいですね。やっぱりまつげがせわしなくばさばさしていて美しい。なんだかんだでやっぱり優位には立たせてもらえないイヴァンです。
GD襲撃者を無慈悲にボコすシーン。銃を構えている姿が似合いすぎているイヴァン。彼は何をしても強いんですけど意外と拷問はしない。ベルナルドや組織の人間、ボスにも疑いをぶつけるイヴァン。ここに切り込んでいけるのはイヴァンだけ。和を乱しているようでやっぱり終始まともなことを言っています。クィーンクォーター襲撃でも敵をいっぱいボコして大活躍。イヴァンのステゴロ大好き。戦闘力が高くて何をしても似合います。
動画撮影タイムだ!動画で見ていると冷静に見れますね。この曲すごくかっこいいので音源でほしいです。やんちゃでストリートっぽいイヴァンのダンス。ジャンさんに最後までからかわれている感じがかわいかったです。デイバン編の舞台を観るのもとっても楽しみです。
感想5に続きます
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