ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想5 ルキーノルート
ルキーノルートを鑑賞。
5人が集合してアレッサンドロからのお手紙を読むシーン。ルキーノでっかい!お顔のほりが深い。広く開いた囚人服からチラチラみえる立派な胸筋。胸板が厚い。声もいい。何も知らない者が一見したらこの人がボス。
なんだかんだでジャンさんが最初にコミュニケーションをとった相手のうち、一番話しにくそうです。目もほとんど合わせてくれない。こんなコワモテの男がすごく深刻な表情で思い詰めている…絵になるすばらしい演技です。彼が一番心配しているのは自分の立場や権力のことではなくて、イタリア系の一般市民のこと。誰よりも一般の人々のことを想っているし、責任感が強いんですよね。だからこそのこの深刻な表情です。「なんとかなるだろう」みたいな楽観がゼロ。
そんなルキーノに臆さず顔を覗き込み、目を合わせて踏み込んでいこうとするジャンさん。でもなかなか心は開いてくれません。というか、立場と距離をずっと測っている感じ。立場も力もあるけれどボスになる気はないルキーノ。彼が何を考えて行動しているのかがなかなか読み取れない。ここの2人の会話の駆け引きの距離感と緊張感がすばらしかったです。去っていく背中もでっかいルキーノ。この背中にとてもたくさんのものを背負っています。
でも頼んだことは確実にやってくれる、ほかの囚人たちとの顔つなぎもばっちり。なんて頼りになる男。ルキーノの発言って大人なんですよね、ジャンさんの2歳上なだけとは思えないほど…。
と思ったらロイドの公開プレイには背を向けて見ていないルキーノ。見てあげて~!
ルキーノがジャンさんの房にやってくる。捨てた吸殻を拾おうとするジャンさんの手を踏みつけて「ほれ、拾えよ」ジャンさんじゃなかったら漏らしてる。ジャンさんのことを信頼していなくて、試しているようなルキーノ。そんな扱いを受けても意に返さないジャンさん。「女はみんな俺に惚れるんだよ」←そのとおりです
しかしうっかり奥さんの話を出してしまってルキーノの逆鱗に触れてしまい、胸倉をつかまれて押し倒されるジャンさん。さすがのジャンさんもマジで怖がっています。ここの演技もすばらしかったな。殺気と迫力がありすぎて、ボーイズラブ的なやつじゃなくてアメリカ映画の刑務所ものとかで見るやつだった。すさまじい怒気を放ちながらハケていくルキーノ。
このときのルキーノって、不遜で暴力的にも見えるけれど、表面的には立派に組織内での立場を務めあげて大人なふるまいをしながらも、心の底では誰も信じられないんですよね。まわりの人間のことも、ボスのことさえ疑っていて、過去のことも誰にも話せず、それでも誰よりもたくさんの重責を背負い、孤独で、すごく追い詰められている。だからずっと笑顔もないし、常に周りを警戒するような目で見ていて、簡単には目も合わせようとしない。彼の底知れない孤独と、強い警戒心と緊張感が伝わる、迫力のある演技に息が詰まるようです。
と思っていたらおホモだちを見せつけられたイヴァンに呼び出されるルキーノ。また背中を向けている。ルキーノの心底どうでもいいときのポーズ。
無事に脱獄、個別ルートへ。ルキーノを追いかけるジャンさん。真剣に食べられるものを探しているルキーノを発見。ヤマイモ掘りだ!大好きすぎるシーンです。ルキーノ先生によるセクシーなイモ品評。刑務所から解放されて、やっとユーモアも戻ってきたみたいです。脱獄できたのがうれしかったのか、ほんとうに楽しそうなのがいいですね。そしてジャンさんを認めはじめている!仕事ができるやつ、ちゃんと成果をあげたやつはきっちり評価します。こういうところが人望がある理由ですね。ルキーノからのジャンさんの顎くいっ…が良すぎる。こんなん男もみんなルキーノに惚れます。暗がりで寝ているジャンさんを覗き込むルキーノ。なんだか愛おしそうです。何をしても絵になりますね。ジャンさんの顔と、金髪がとくに気に入っているようす。下も金髪じゃないとだめらしい。安心してください、金髪ですよ。
きました泉のシーン!女を口説かんとしてノリノリのルキーノ。たぶんほんとはこっちが素。ルキーノの上半身裸のサービスシーンも!ありがとうございます。肩幅の骨格の広さ、胸板の厚みがとくに美しくて芸術的。ここのルキーノはよく喋るし楽しそうだし、重責のない、ありのままの姿が見られる貴重なシーン。脱獄編のビリビリした雰囲気とのギャップが良いですね。
楽しいお祭りの演奏シーン。何回観てもいいですね。ギターが似合うルキーノ。「ガキは苦手だ」と、ちょっと重い空気。でもジャンさんといるときの空気が柔らくなってきていますね。ちょいちょい田舎をこきおろすシティボーイのルキーノ。こういうラフな雰囲気でも絵になっているのがずるいですね。
ルキーノルートだと犯罪者集団目撃マダム説得役はルキーノになるんですね。片膝をついてひざまずき、100本のバラを贈ると約束。さすがは女の扱いに慣れています。
ついにきたぞえっちなシーンだ!ルキーノルートは1回だけなんですよね。でもこの1回が濃くて長い。いろんなことがあったせいか、ちょっと気が立っている雰囲気のルキーノ、溜まっているからお前でいいやといってジャンさんを性処理に使おうとする。ジャンさんの金髪が好きなルキーノが好きです。ついでに尻も気に入ってきたようす。それにしても演技がうますぎてなんだこのリアリティ!?画面が暗くなってきた、もっとよく見せてください(前のめりの初心者)。下も金髪であることを発見して、もうどんどんジャンさんにハマっていってる感じのルキーノ。どうしよう、デイバン編のおしっこシーンがめちゃくちゃ楽しみになってきた…。もう初心者じゃないかもしれません。ルキーノとの関係って、ぐっと急激に近づいて、またぐいっと引き離されて、っていう、振り幅がすごく大きいんですよね。二言に定評があるルキーノの「もうしない、誓ってもいいぜ」がいい味出してる…。終わった後も堂々としたふるまいで悠々と去っていくのがかっこいい。なにしててもずっとかっこいい。
GDの襲撃シーン。どんなときでも自分の身なりを気遣っているルキーノ。回し蹴りとパンチで襲撃者を華麗にボコす。格闘技経験がありそうな美しいフォームです。ジャンさんが撃ったあとのピストルをぽいっと自分のポケットに入れていて、それめっちゃ熱くない!?大丈夫!?と思いました。ルキーノなら大丈夫かもしれない。イヴァンの正論揺さぶりに深刻な表情のルキーノ。この時もボスを信じたい気持ちと信じきれない気持ちですごく揺れていたはずですが、しっかり幹部としての立場に徹します。
クィーンクォーター襲撃!なんだけどまずお洋服を買いに行ってちゃんと支払い(ジャンさんがかっぱらったお金で)する、品の良いルキーノ。吊るしのスーツでもじゅうぶんかっこいいと思いますよ。
ミュージカルタイム!余裕のある動きで悠々と踊るルキーノ。ジャンさんを愛おしそうに小突いていて、少しずつ気を許していっている表情です。複雑な心情を抱えながらも余裕のある振る舞いを崩さないという難しい役柄ですが、表情と背中で、見事に表現されていてすばらしかったです。
感想6に続きます
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