スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月, 2026の投稿を表示しています

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想5 ルキーノルート

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想5 ルキーノルート ルキーノルートを鑑賞。 5人が集合してアレッサンドロからのお手紙を読むシーン。ルキーノでっかい!お顔のほりが深い。広く開いた囚人服からチラチラみえる立派な胸筋。胸板が厚い。声もいい。何も知らない者が一見したらこの人がボス。 なんだかんだでジャンさんが最初にコミュニケーションをとった相手のうち、一番話しにくそうです。目もほとんど合わせてくれない。こんなコワモテの男がすごく深刻な表情で思い詰めている…絵になるすばらしい演技です。彼が一番心配しているのは自分の立場や権力のことではなくて、イタリア系の一般市民のこと。誰よりも一般の人々のことを想っているし、責任感が強いんですよね。だからこそのこの深刻な表情です。「なんとかなるだろう」みたいな楽観がゼロ。 そんなルキーノに臆さず顔を覗き込み、目を合わせて踏み込んでいこうとするジャンさん。でもなかなか心は開いてくれません。というか、立場と距離をずっと測っている感じ。立場も力もあるけれどボスになる気はないルキーノ。彼が何を考えて行動しているのかがなかなか読み取れない。ここの2人の会話の駆け引きの距離感と緊張感がすばらしかったです。去っていく背中もでっかいルキーノ。この背中にとてもたくさんのものを背負っています。 でも頼んだことは確実にやってくれる、ほかの囚人たちとの顔つなぎもばっちり。なんて頼りになる男。ルキーノの発言って大人なんですよね、ジャンさんの2歳上なだけとは思えないほど…。 と思ったらロイドの公開プレイには背を向けて見ていないルキーノ。見てあげて~! ルキーノがジャンさんの房にやってくる。捨てた吸殻を拾おうとするジャンさんの手を踏みつけて「ほれ、拾えよ」ジャンさんじゃなかったら漏らしてる。ジャンさんのことを信頼していなくて、試しているようなルキーノ。そんな扱いを受けても意に返さないジャンさん。「女はみんな俺に惚れるんだよ」←そのとおりです しかしうっかり奥さんの話を出してしまってルキーノの逆鱗に触れてしまい、胸倉をつかまれて押し倒されるジャンさん。さすがのジャンさんもマジで怖がっています。ここの演技もすばらしかったな。殺気と迫力がありすぎて、ボーイズラブ的なやつじゃなくてアメリカ映画の刑務所ものとかで見るやつだった。すさま...

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想4 イヴァンルート

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想4 イヴァンルート ラッキードッグ1は4人も攻略キャラがいて、それぞれまったく違うストーリー展開なので、短い公演期間で4人ともやるなんてどうやっているんだろう!?と思っていたのですがほんとうにそのまま4パターンを4回ずつでした。すごいですね。脱獄編と逃亡編は共通部分も多いですが、基本的には脚本もばらばら、お稽古も、演じ分けもそれぞれやっておられるわけですから…。そんなふうにおののきながらイヴァンルートを鑑賞します。 登場早々から巻き舌でジャンさんを煽りまくるイヴァン。しょっぱなからなかなかの迫力で、ジャンさんだから軽くあしらっているけどこれ並みの人間だったらふつうに泣いちゃう。幹部のなかでは最年少なのもあっていじられ役だけど、組織内で最大規模の、しかも人種もばらばらの1000人もの部下をまとめあげている男ですからね。 ジャンさんがボスになるという指令書に納得がいかず、がんがんかみつくイヴァン。かみついているところだけを見ると面倒事を起こす異分子みたいに見えるけど、その実、常に一番まともなことを言っているのがイヴァン。おかしいものにはおかしいと言う、まっとうな感覚の人間。ものすごい早口でまくしたてるけどセリフの緩急の付け方と発声がよくて、とても聞きやすい演技です。巻き舌がうまいのでイタリア語もぜったいうまくなれると思う。ジャンさんを圧倒しようとするんだけどなかなかうまく優位に立たせてもらえなくて押され気味になっていくところがかわいい。 イヴァン様と呼べのシーン!大好き。ジャンさんをしばいて馬乗りになるイヴァン。並みの人間だったらここまでされたら漏らす。ジャンさんの胸倉をつかむ腕の筋肉が美しいですね。イヴァン様と呼ばせるも、でもやっぱり完全に優位には立たせてもらえない。そしてジャンさんの顔が良いことは認めてしまう。なんかもうジャンさんの手のひらの上。役者さんの年齢差もあるのか、ジャンさんに包み込まれちゃってる感じがすごく出てますね。 GDのチンピラとも仲良くして刑務所内の力関係のバランサーになるイヴァン。そして突然のダジャレ。突然のダジャレ。大事なことなので2回…。やべえことにならないためのダジャレ。ジャンさんに追及されるも、組織の内部事情に切り込んでゆさぶりをかけるイヴァン。でもとても的確...

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想3 ジュリオルート後半

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想3 ジュリオルート後半 無事に脱獄して、逃亡編へ。 脱獄編は緊張感に張りつめていましたが、逃亡編は、逃亡中の身ではあるものの、デイバンに戻る前、まだみんなが幹部としてのそれぞれの仕事に戻る前で、ありのままのみんなでわちゃわちゃ過ごせる最後の時間でもあり、楽しいイベントが目白押し!舞台で観るとこのパートってこんなに楽しかったんだ!ってあらためて感じさせてもらえました。2回もえっちなイベントがあるとわかっているからもうずっとどきどきそわそわしていました。 小屋を見つけてせっかくのジャンさんとの2人きりの時間が終わってしまうのが惜しくて少ししょんぼりのジュリオ…。ちょっとずつ2人の距離が縮まっていきます。 一人でなぐさめているジャンさんの様子を見に来るジュリオ。ベルナルドに嫉妬しててかわいいです。ここの2人の演技すごくよかったですね…。静寂と暗闇の中に流れる静かな音楽も良かった。2人の距離感がただの仲間以上のものに明らかに変わっていくターニングポイント。ジュリオが懐中電灯で照らすところ、いきなりすぎて、ゲームでやってるときはうわあああ!ってなってちょっと笑っちゃったりしてたんですけど、舞台ではジュリオが宝物を見るみたいに嬉しそうに眺めてたり、白い歯を見せてにっこお~って幸せそうにしていて、えっちなハプニングというよりも、秘密の共有であり、いびつなお互いをどう受け入れていくかみたいな、それをまだお互い測りかねているような、その微妙な距離感が丁寧に表現されていて、そこがすごくいいなと思いました。 そしておなじみの泉のシーン!デイバン編に入るともうなかなか見られないルキーノいじりが見られる貴重なシーン。がっくりお姫様みたいにうなだれるルキーノがかわいい。 ジュリオはすべて見抜いているうえに興味もないので終始すん…としていてじゃんけんにも参加しません。 みんなで過ごしているときはだいたいずっとすん…としているジュリオだけど、ジャンさんと話すときには目が見開かれてかっ〈●〉〈●〉っとなっているのがいいですよね。 余談ではありますが、このあたりのシナリオは、文体や表現から察するに陣内先生がメインで書かれているのではないかと思っていますが、陣内先生は大阪の方だからか、なんとなく吉本新喜劇っぽいノリなんですよ...

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想2 ジュリオルート前半

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想2 ジュリオルート前半 まずわたし、舞台ラキドが原作通りであることを知らなくて(なぜかオリジナルストーリーだと思い込んでいました)冒頭、新聞の号外を客席に配り始めたところで「えっ!?」となって周りをめちゃくちゃ見渡してました。あの紙欲しかったな~。最後にみんなに配ってほしいな。 原作通り?えっちなシーンってどうするんだろう?あ、きっとswitch版みたいな感じで17禁になるのかな?と。初心者すぎる。周りの方々は微動だにせず落ち着き払っていた。百戦錬磨だ。 ジャンさんに続いて次からつぎへと原作そのままのイメージの美しい男性が出てくる。すごいものが始まってしまったと思いました。囚人役の青年たちもかっこいい方ばっかりでこんな清潔感のある華やかな刑務所があったらいいですね。もはや罪状がイケメンであることなんじゃないかな。花ざかりのマジソン刑務所。 ずっと目がジャンさんの肩を追ってしまう。ほんとによく鍛えられた美しい肩です。全然だらしなくない。わたしもジム通いを頑張ろうと気持ちが新たになりました。ジャンさんをモチベーションにする無謀なる者。 ジュリオが登場。ジュリオルートなのでとにかくジュリオを目で追うと決めていたけど、見るべきところがありすぎてずっと視線が落ち着かなかったです。これ通わないといけないやつですね。 歩いているだけで体幹がものすごく安定していることがわかるジュリオ。背中に板が入っているのかと思うくらい、大地に対して垂直に立っている。ジュリオって21世紀日本にいたんですね。 ジュリオがジャンさんを「ラッキードッグ」と呼んだ瞬間に音楽が始まるところも原作通りでぶちあがりました。菅沼先生がジュリオのことを“裏主人公”と言っていたと思うけど、ジュリオが口にするまで誰も「ラッキードッグ」という言葉を言っていないんですよね。ジュリオが呼ぶことで物語が動き出す。最高に好きな演出です。 曲とともに上手下手からイケメンが続々と出てきて交錯していく。刑務所というよりファッションショー会場だった。マジソンコレクション1932。バクシーも登場してびっくり。badegg要素ですね。こういうふうに取り入れるのかー面白いなーと感心。何の目線? 原作通りに、ジャンさんが幹部たちとコミュニケーションをとって情報を集め...

ラッキードッグ1 on Stage 舞台ラキド -Bet and Run- 感想1

舞台ラキド ラッキードッグ1 on Stage -Bet and Run- 感想1   2026年5月28日12:30開演(ジュリオ回)を観劇しました。   〇全体   観劇してまいりました!ラキドの舞台があることは存じ上げていたものの、観劇するのは今回が初めてです。   漫画やゲームの舞台化、いわゆる“2.5次元”というと、『ミュージカルテニスの王子様』しか観たことがなかったので、舞台ってどんな感じなんだろ…とわくわくどきどきばくばくしながら、会場である上野の飛行船シアターに向かいましたが、結果的にめちゃくちゃ満足して、終わった後は「夢でも見てたんかな…?」とふわふわした気持ちのまま上野の街を徘徊しました。不審者。   ほんとは全ルート観たかったけど、スケジュールの関係で、今回はジュリオ回を選択。後ほど配信もあるみたいで、ありがたい。   飛行船シアターは500席ほどのこぢんまりした劇場でしたが、そのぶん見やすくて、舞台との距離が近く、シートもゆったりめで座りやすく、音響も照明もすばらしく、スタッフさんも親切で、お手洗いも綺麗でしたし、少し駅からは歩くものの道もわかりやすかったですし、とっても良い劇場でした。また行きたいな。   入場しただけでポスカがもらえた。太っ腹。   わたしは今回、1階下手側、中ごろの列、通路側の席を選択。キャストさんが結構頻繁に降りてきて通過してくれました。 客席通路も縦横無尽に使ってくれる演出は臨場感が増して良いですよね。この規模感ならではかも。   今回の舞台は、新キャスト版の続編ということですが、脱獄編・逃亡編を、原作にほぼ忠実に再現したものでした。では前の公演ではどこをどうやったんだろう…?観たいと思ったけどDVDの受注生産ももう終わっていました。無念。     原作シナリオほぼそのままの、あまりの再現度の高さに、舞台を観ているのかゲームをしているのかときどきわからなくなっていたような気がします。   まずキャストさんの再現度がめちゃくちゃ高かったですね。体格差とシルエットへのこだわりが“本気”でした。キャストさん選びにすさまじい真剣さを感じる。立ち方や姿勢もよく研究されているのか、それぞれみんな由良先生の立ち絵が...