オンラインイベント「てんねんFesta!」に参加します/同人誌即売会のおもいで
2023/10/09 ピクリエにて開催されるオンラインイベント「てんねんFesta!」に
サークル名 mintaka*(みんたか)で参加してます。
といってもイベントに合わせて新刊を出すという器用なことができなくて
今こんな活動をしています…というもんやりとしたご報告です。
こんないい加減な内容でも懐深く受け入れてくださるイベント主催者様に感謝です。
お忙しい中いろいろ考えてくださって、
企画して、運営してくださる主催者様がいてこそ、こうして発表する機会がいただけているので…
ほんとにありがたいことです。
にぎやかなお品書きがご用意できる日を夢見つつ
ぽちぽち執筆をがんばります。
サークルカット センス良くなりたい… |
同人誌即売会のおもいで
同人誌即売会イベントにはじめてサークル参加したのはたぶん14歳くらいのとき…
もう20年以上前になりますが…(年齢をあきらかにしていくスタイル)
当時は地方の小さな会議場とかで、ローカルな即売会イベントがいっぱい開催されてました。
サークル出展のハードルも低くて、参加費も1500円くらいだったかなあ。
学校の美術部などの部活動の延長で出展している人もたくさんいましたね。
成人向けの概念もがばがばで、中学生もおとなも入り混じって、
へいきで18禁の同人誌も並べられてました。
地元の印刷屋さんに頼んで、
自分の描いたイラストを(無駄に)カラフルなグラデーション印刷の便せんにしたり、
色えんぴつで描いたイラストをカラーコピー機でコピーしてそれをラミネートしたり(画質はがびがび)
そういうものをスペースに並べて、
あとはスペースに座って一日じゅうスケブを描いたりしてました。
スケブ描きます!って書いたノートを立てておくと、たくさんスケブを置いてもらえて、
お互いのを交換してお絵かきしあったり、
はじめて会った人同士でもそんな感じでゆるゆる交流してました。
当時はお絵かきが大好きでした。
描かなくなったらあんまり描けなくなっちゃいましたが…
当時の夢は美少女ゲームのイラストレーターになることでした(え?)
インターネットは普及し始めたばかりで、パソコンもまだまだ高価だったし、
ウェブ接続するだけでめちゃくちゃお金がかかったり、設備もある人ない人いろいろだったので、
交流はまだまだこういうローカルなイベントとか、文通が中心でしたね。
イベント会場には自作ペーパーを置けるフリースペースがあって、
そこにみんな自分の書いたペーパーを好きに置いて、趣味の合うお友達を探すんですが、
当時は個人情報をみだりに公開しない、っていうような常識がなくて、
みんな自分の本名と住所をばばーんとのせて、
直接その住所に手紙を送りつけていくスタイルでした。
毎日のように知らない人からお手紙が届くのもおもしろかったです。
昨年、それこそ20年ぶりに、赤ブーブー社さんの大型イベントに出展したら、
お隣のスペースのかたが、同じような時期に同じローカルイベントに参加されてたことがわかって、
そのころのお話で大盛り上がりして、自分だけの記憶じゃなかったんだ…!!って感極まっちゃいました。
活動ジャンルは違いますが、本を交換させてもらい、お友達になっていただきました。ご縁。
オンラインイベントは、そのころの小規模でアットホームな、ローカルな同人誌即売会を
そのままバーチャルの世界に移したみたいな感じがして、
懐かしくて居心地が良くて好きです。
昨年開催された「ラキファン!」にもサークル参加させていただきましたが、
掲示板にメッセージをたくさんいただけて、これは…スケブ(概念)や~!!ってうれしなつかし大喜びでした。
オンラインイベントはまだまだ発展途上の文化で、いろいろと不安定な部分もあると思うんですけれども、
世界中のどこにいても、インターネットさえあれば、
あのなつかしくて愛おしい同人誌即売会の空気を感じられるんだと思うと、
微力ながらせいいっぱい応援していきたいなあと思うのでした。
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